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ゲーム業界でこれから働く新入社員に教えたいこと

はじめに

ネイティブエンジニアの松村です!

もうすぐ4月、新入社員が入社する時期ですね!

 

ゲーム業界は

「あのアニメや漫画のゲームを作りたい」

「こういうゲームシステムで世界中の人を楽しませたい」

といった夢を叶えられる素晴らしい業界です。

 

自分も、幸運にも何度か好きな作品に携われたこともあります。

新入社員の方々には、ぜひそのような夢を叶えてほしい、そういう思いを込めて、今回は「新入社員に教えたいこと」を記事にいたしました。

教えたいこと

自分が新入社員に教えたい事は

  1. 文章力
  2. コミュニケーション力
  3. ゲームをより好きになる事

です。

教えたい理由

この3つを教えたい理由は、自分が個人的にゲーム会社で働く上での基礎的な能力だと感じているからです。

そして、この3つを身につけると、業務を行う上で様々な部分が円滑になり、加えて学習というスキル自体にバフをかけたようなメリットがあると思っています。

どのような方法で教えるか

文章力を上げるには

まず、文章力を上げるには、日記を書くことをおすすめします。内容は人に見せなくて構いません。

仕事のことでも、趣味のことでも、書くテーマは自由です。日記を書くことで、日々の思考を言語化しアウトプットができるようになります。

例えば、

「今日は良い日だった。」

という粗い解像度で日々暮らしているのと

「今日は朝、限定販売のパンを購入することができた。前日早めに目覚ましをかけた努力が成果を上げた。昨日の自分に感謝したい気分だ。」

という細かい解像度を持っており、それを伝えることができるのとでは雲泥の差です。

どこが違うかというと

・出来事の原因を説明できている

・複数の出来事を関連付けられている

という点が違います。

前者の文は、なぜ良い日だったか原因がわかりません。
また、どうしたらその良い日を再現できるかもわかりません。

後者の文は、

・出来事をリストアップする

・出来事の関係性を考える

ことができており、この結果よい日を再現するための方法がわかり、他人にも伝えられるノウハウとなっているとも言えます。

実際に仕事を行っていると、スケジュール作成、工程管理、工数見積もり、デバッグ、そして実装に至るまで、あらゆる業務は文章化、言語化能力を必要とします。

このスキルは、日記を書く習慣から養うことができます。日記から発展して、日々の業務、学習したこと、遭遇した問題とその解決策を文章にすることで、思考を整理し、明確に表現する能力が向上するのです。

最初は思ったように文章を書けないかもしれませんが、上手く書けなくて悔しい、あの人のように素晴らしい文章を書きたい、と思うことこそが成長のきっかけとなると思っています。

コミュニケーション能力を身につけるには


コミュニケーション能力は、自分が好きなゲーム、アニメ、映画、食べ物など何でも構わないので、好きなものを語ることが能力を高めるきっかけとなると思います。

「昔のゲームって、ちまちまレベル上げするのが楽しかったよね〜」

「自由にマップを移動できるものが多く、好き勝手移動すると、突然強い敵がでたりして、そういうところも面白かったよね」

「考えてみると、この2つは関連しているよね、レベル上げすると、いろんなところに行けるようになる。これってまさに、作業と報酬になってる。昔のストーリーに縛られないゲームならではの魅力って、こういうことだったんだね」

このように、どこが面白いかを会話しているうちに、内容の深堀りをしたり、相手に伝わらないことを更に解像度を上げて説明をしたりと、思考力やコミュニケーション能力が鍛えられます。

聞き手側が「どこが好きなの?」とか「それは違うんじゃない?」とか話を深堀りしてくれる人だと、より成長が早くなるのではないかと思います。

この能力を若くして身につければ、仕事を円滑に進めたり、自分の環境を自分でコントロールしたりすることができるようになります。

自分の中で悩みや問題を溜め込まずに、個人、そしてプロジェクトの成長や進行を促進するコミュニケーション能力は早くに身に着けてほしい能力です。

ゲームをより好きになって、いろんなゲームを知る

就職活動の時によく業界研究と言われるように、ゲームを作るならゲームについて知ることが、仕事をするために重要です。

このために必要なことはゲームを好きになり、ゲームをたくさん遊ぶことです。

この能力は、業界で働いていくうえで大事な能力である以上に、楽しくゲームを作るうえでの重要な能力です。

例えば、

「デッキ構築型のローグライクなカードゲームに、強化や進化、限界突破を入れてマネタイズしたいんだよね」

とプランナーから言われた時に、各々のゲームの要素を知らなければ、非常に苦労します。

逆にゲームをやっているだけで

「ああ、あれとあれを組み合わさればいいのか!」

と理解でき、コミュニケーションが円滑になり、仕事の着手が早まります。

もちろん、すべてのゲームをプランナーレベルで知る必要はありませんし、わからない時は質問することができれば問題ありません。

そして質問に答えてもらった時に、「それは面白そうだね!」とポジティブに業務に取り組むことができれば、自分もチームも楽しくゲームが作れるかと思います。

ここで一つ例を出すと、実際のゲーム開発では

「キャンプの楽しさをゲームに落とし込みたい!」

といった意見が出ることもあるかもしれません。この時重要になるのは、今までのゲーム経験とどうすればゲームになるかを考えられることです。

そのために、ゲームをより好きになり、色んなゲームを知っておいてほしいです。

まとめ

今回は「新入社員に教えたいこと」というテーマで、自分の考えをまとめさせていただきました。

文章力、コミュニケーション力の向上は時間がかかるものなので、日記を書いたり、好きなものを語るなどを習慣として、あせらず続けていくことをオススメします。

そして、エンジニアとしては技術力も非常に重要ではありますが、この業界で充実した毎日を過ごすために、ゲームをより好きになって、知識も夢も目標も大きく広げていってほしいと思っています。